豪雨2波(11月13日~)
第1次スペイン・バレンシア水害ボランティア後,再びスペイン沿岸部が激しい集中豪雨に見舞われ、数千人が避難(CNN)。バレンシア州のみでなく,南部アンダルシア州マラガで数千世帯の約3000人が避難(南部アンダルシア州災害対策当局)。グアダロルセ川は氾濫(はんらん)の恐れ。流域の5地域で住民が避難。マラガの雨量は13日、わずか1時間でほぼ1カ月分に相当する78ミリを観測(気象当局)。※マラガの11月の雨量は平年,月平均100.5ミリ。
気象当局はアンダルシア州とカタルーニャ州に警報,道路の冠水や建物の浸水などの被害が報告されている。カヨ子基金ではバレンシア州でお出合いした被災者おひとりおひとりと引き続き連絡を取っています。(11月15日)
第1次スペイン・バレンシア水害ボランティア(11月9日~)
欧州最大の災害が2024年10月29日(火)にスペイン国で発生しました。各メディアの災害報道はボランティアの本質を覚醒させたのではないでしょうか。阪神・淡路大震災からおよそ30年にわたり携わってきた日本のボランティアは日本特有の官僚制・行政主導・管理システムに陥っていること,差異が明らかになりました。今年元日に能登半島を襲った積雪,地震,津波の復興,復旧,再建が遅々として進んでいないことと対照的に,日本のボランティアの在り方はこれまでの「官」主導,あるいは官出身者の上から目線,トップダウンの指導が理想的であるかのように報道してきたこと自体が問題でした。全国的に画一的になった制度の反省・総括・方針転換を求めるものです。
スペイン国パイポルタは最大の被害地点です。現在220名の犠牲者のうち,80~90名が亡くなっていることがわかっています(2024年11月12日聞き取り)。
動画をご覧ください。https://www.youtube.com/watch?v=iIppUXSkivA
動画2 https://youtu.be/GD8Rjbny3BY
「すべてが終末のようだ」
スペインの洪水被害者は、10分も経たないうちに家全体が水に浸かったと語る。『インデペンデント』紙(2024年10月31日)。
バレンシアでは近隣,各地からボランティアがシャベルやバケツ,食料やおむつを積んだショッピングカートなどを持って,浸水した郊外の困窮した近隣住民の支援を開始しました。日本と異なり,行政が管理することはありません。自発的です。
動画をご覧ください。
スペインの全ダム数は1,267ダムである。高さ15m以上のダムは976ダムがあります。その47%は高さ30m未満です。全ダムの62%は重力式ダムであり,電力提供に寄与しています。カステリョン州のチラット・ヴァラットダムが決壊したフェイクニュースが流れています。しかし,破裂する恐れがあり、緊急警報が発令されました。
スペインは1970年から2000年までの30年間に587ダムが竣工しています。スペイン国の水力による発電出力は16,092MWです。1998年4月25日午前1時頃,スペイン南部の都市セビリヤから約45km西に位置するロス・フライレス鉱山の廃さいダムの南東部が約50メートルにわたって決壊しました。そこで2000年以降の建設は4ダムと少ない。
日本では,台風10号(2024年8,9月)で過去最多141ダム事前放流されました。(『毎日新聞』2024年9月30日付)。
バレンシア 孤児,シングルマザー,未亡人,高齢者 救援金
振り込み先 郵便口座 14340-96549731 加入者名 カヨ子基金
他行口座(ゆうちょ以外)からゆうちょへ⇒ 店名四三八 店番438 普通預金 口座番号9654973
三菱UFJ⇒ 銀行 三宮支店(462) 普通 3422530 Kayoko Fund
書き込める方はバレンシアと記してください。
「カヨ子基金」は助成を得ることをせず,みなさまからのご支縁によって,交通費,宿泊費などすべてまかなっています。救援金は全額,現地へお届けします。
目標額 100万円(100万円以上集まっても,全額,現地のために用いられます。たとえば孤児の家の複数建設に用いられます。)
since 2024年10月29日以降
現在 45,000円
佐々木美和,神戸国際キリスト教会,岩村義雄,平澤久紀,宮坂信章 & 和子,原浩司
山脇貞司,西宗寺 藤 玄洋(福岡県朝倉市杷木松末),新免貢,村田優美子
千葉幸一(宮城県石巻市),萩本義郎,尾上健一,宝塚栄光教会,岩間洋 千恵子
中條和子,