「カヨ子基金」について

リビア国デルナ ダム決壊。

救援金・募金

※Right-click on each page enables the selection of an automatic translation function.

リビア国 地震救援募金

 
EPSON MFP image

EPSON MFP image

9月10日,ダム決壊は日本でも放流や砂防ダム決壊により下流地域で多くの犠牲者を出し続けてきている。原発と同じく日本特有のダム安全神話を国土交通省(国交省),気象庁,自治体首長は強調してきた。海外ではダムが自然破壊の元凶であることから次々と撤退している。老朽化と,少しの雨量で危険なため,過去の遺物になってきている。リビアのダム所在地デルナのみで5,500の死亡が既に確認された(Lybian Health Officials)。国際移民団体によると避難者は30,000にのぼる(International Organization for Migration, WION)。

 国営リビア通信によると,東部に拠点を置く議会が選出したハマド首相は「破滅的で,リビアで前例がない」,と発表。近隣のモロッコの地震による犠牲者に相当する。モロッコと異なり,人災である。致命傷となる鉄砲水が襲い,9,000人が行方不明である。
 ダム決壊の被害は下流の多方面に及んでいる。デルナ市だけではない。1万人不明なので,死者の数も数千人に及ぶ可能性がある。

 水位が3メートルを超えるのは,低気圧,ハリケーン(台風,サイクロン),異常気象のせいではない。明らかに砂防ダムの決壊,利水ダム,治水ダムの放流によるものである。2023年7月10日の久留米市善導寺町も3.5メートルの浸水は寺内ダムの放流だ。https://kisokobe.sub.jp/article/21769/
 日本でも2017年7月5日に死者40名不明2名を出した福岡県朝倉市松末(ますえ)の砂防ダム決壊, 岡山県倉敷市真備(まび)町箭田(やた)の6メートルを超える洪水(成羽川(なりわがわ)ダムの放流)による犠牲は61名,不明3名。北海道厚真町地震(2018年9月6日 厚真ダムの放流 死者42名,負傷者762人)や,2020年7月4日の市房ダム放流による球磨川氾濫による50 名の死者なども,ダム安全神話との因果関係をつまびらかにしなければならないだろう。水害発生と同時に現場に急行して,炊き出しと同時に上流のダム放流などを検証してきたから言える。メディア,国,地方自治首長はとりあげない。災害報道の虚偽を明白にされたし。

20230910 Derna Dam 1 a「男性によると『ここにダムがあった』という。別の市民は『もうダムはなくなった。残ってるのは土だけ。コンクリートのかけらもない。』」ダムは現地に負担となっただけに終わった。

 ダム決壊は日本でも放流や砂防ダム決壊により下流地域で多くの犠牲者を出し続けてきている。原発と同じく日本特有のダム安全神話を国土交通省(国交省),気象庁,自治体首長は強調してきた。海外ではダムが自然破壊の元凶であることから次々と撤退している。老朽化と,少しの雨量で危険なため,過去の遺物になってきている。アフリカのリビアは2011年からの「アラブの春」以降,政情不安定なこともあり,ダム撤退から取り残されてきたこともわざわいした。

 「アラブの春」が起こった2011年,日本ではちょうど東日本大震災で地震,津波で3万人近くが被害が出た。死体の焼却炉もパンクし,やむを得ず雪降る中,土に仮埋葬をせざるを得なかった。震災の時,急務は遺体をどうするかである。南海トラフについても「お上(かみ)」はなんの備えもしていない。AFP

  

 目下,神戸国際支縁機構は現地と連絡をとっています。みなさまのご支縁をお願いします。孤児たちに寄り添います。

2024年12月28日(土)まで

リビア 孤児,シングルマザー,未亡人,高齢者 救援金

振り込み先   郵便口座 14340-96549731  加入者名 カヨ子基金
他行口座(ゆうちょ以外)から⇒ 店名四三八 店番438 普通預金 口座番号9654973
書き込める方はリビアと記してください。
「カヨ子基金」は助成を得ることをせず,みなさまからのご支縁によって,交通費,宿泊費などすべてまかなっています。救援金は全額,現地へお届けします。
目標額 100万円
since 2023年9月12日以降
現在 32,000
佐々木美和,神戸国際キリスト教会,岩村義雄,大島健二郎,本田商会,中山圭子,飯塚弓子,