「カヨ子基金」について

モロッコ国マラケシュ 地震救援募金。

救援金・募金

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第2次ボランティア報告「死者もお年寄りもないがしろにしない国モロッコと日本の失われた豊かさ ー第2次モロッコボランティア報告ー」(2024年2月17日~24日)

第2次モロッコ・ボランティア(2024年2月17日~24日)モロッコ国マラケッシュ地方アル=ハウズ州を再訪

おひとり暮らしの生き方,ベルベル人に学ぼう   2024年2月23日 モロッコ

 2023年9月8日,モロッコ国マラケシュの山岳地帯を襲ったマグニチュード6.8の地震で,3000人以上が命を落としました。2023年9月に地震。孤児たちの世話をするハビバさんを訪問。アラブ人と異なり,ベルベル人は非常に純情,誠実,柔和です。

 今回はタラタ地区イジュガックを訪問しました。看護師ハジャールさん(23歳)も同行しました。地震で45人近くの犠牲がありました。自分の身体以上に大きな柴を背負っているマフジュバさんを見かけました。被災地で辛酸をななめているのは,孤児だけではありません。独居の高齢者も息をするのがやっとです。見渡す限り,どの家も損壊していました。途中の露店で野菜などの買い出しの申し出に「受縁力」がおありでした。山の上の方まで足を踏みしめながら,途中で何度も休憩をして登られます。お礼にお茶やアーモンド(アメンドウ)を振る舞っていただきました。マフジュバさんは硬い殻を割ってもてなしてくださいました。苦いのは咳に良いそうです。アフリカの地にボランティアで来たのを見張られ(シャケード),共にあり導かれる御方を思わずにはいられません(エレミヤ 1:11)。

 ウイルガーヌの北に仮設テントが森の茂みにひしめきあっています。野外活動の独り用のテントに,アイシャが住んでおられました。そこから道のない坂をよじ登ると地震で全壊のかつての家がありました。独り暮らしでひっそりと過ごしておられるのではなく,そこアルギニン村の古参の長老格のように人々から慕われておられたのには驚きました。年長者をたいせつにする風土なのです。あそこの家には○○さんが住んでいたが命を落としたからお気の毒だとか,みんなで助け合っていこうと励ます姿は,圧倒されました。さしずめ日本ならば,年を重ねると若い人たちの足手まといになると目立たないようになさる傾向があります。しかし,モロッコでは人生経験,郷土について物知り,尊厳があります。

 地震で両足を失ったファトマさんも独居です。全壊した家を見せてもらいました。杖をついて,歩かれ,日本からボランティアに来ていると聞き,テントから出てきてあいさつをされました。お顔だけを拝見していると地震で夫,両足,家を一度に失った不幸をみじんも感じさせない風貌に威厳がおありでした。

 「カヨコ・チルドレン・ホーム」を5年契約で建てることに積極的に推し進めるアスニ地区(4千人)を治めるジャマル・イメルハン(43歳)と佐々木美和代表と固い握手をしました。

動画をご覧ください。

神戸新聞記事(2023年12月30日)

第1次モロッコ・ボランティアの報告の記事(神戸新聞・上田勇紀記者)です(https://www.kobe-np.co.jp/news/society/202312/0017180302.shtml)

EPSON MFP image

・第1次モロッコボランティア モロッコ国マラケッシュ県アル=ハウズ地方を訪問(2023年11月7日~15日第1次ボランティア)。

 がれきの荒野で孤児を探す モロッコ国マラケシュ 2023年11月11日
 アフリカの焼け付くような大地をひたすら歩きます。9月9日午後11時に地震がモロッコ国マラケシュを襲いました。山に住む人たちは電気がなく寝ている時にとつじょとして,がれきにうずもれました。   
 ベルベル人は最近までフランス語,アラビア語が中心でしたが,今では祖先から受け継いでいるベルベル語を学んでいます。西暦一世紀にはクリスチャン,七世紀以降,イスラーム教に変わりました。しかし,宗教はいがみ合うことなく,共存してきました。よそ者をも家族のように寛容に受けいれる人々です。
 ここに孤児のための「カヨコ・チルドレン・ホーム」を建てます。お祈りください。
 動画をご覧ください。https://youtu.be/t7auOLrA92s

両親,妻,息子を一度に失い,がれきで負傷したアブゴルカビールさん(31歳)。ドウアー・ルブール地区の被害は深刻である。まともに残った家はなかったのではないだろうか。

モロッコ 孤児,シングルマザー,未亡人,高齢者 救援金

振り込み先   郵便口座 14340-96549731  加入者名 カヨ子基金
他行口座(ゆうちょ以外)から⇒ 店名四三八 店番438 普通預金 口座番号9654973
書き込める方はモロッコと記してください。
「カヨ子基金」は助成を得ることをせず,みなさまからのご支縁によって,交通費,宿泊費などすべてまかなっています。救援金は全額,現地へお届けします。
目標額 100万円(100万円以上集まっても,全額,現地のために用いられます。たとえば孤児の家の複数建設に用いられます。
since 2022年8月28日以降
現在 634,294

ご支縁者のかたがた

佐々木美和,神戸国際キリスト教会,岩村義雄,古川直子,武田多美,秋田喜代子,大沢友子,Sora Cho,大島健二郎,(有)本田商会(2),岡満恵,阿部和夫 & 斉子,中山圭子,松田エツ子,公益財団法人 神戸新聞厚生事業団,緒方眞喜代(熊本県球磨郡相良村),廣森勝久,飯塚弓子,コウベ写真研究会,大島健二郎(2),秋田喜代子(2),池田裕子,大槻良文,上村文子,沖浦宏隆,有田貞一,
高橋秀典,湊乃梨子,今井祝雄,久原満里子,岡本毅一,
野崎隆一,高橋宏和,西岡本キリスト教会,土手 朋,千葉幸一(宮城県石巻),緒方眞喜代(熊本県球磨郡相良村)(2),宝塚栄光教会,宝塚栄光教会 岩間洋&千恵子,生活協同組合コープこうべ 経理,
公益財団法人神戸新聞厚生事業団,大久保和代,